再生医療で肌機能を取り戻す
ヒトが本来持つ機能回復の力を増幅させ、活用した治療方法です。
お肌の細胞と呼ばれる真皮線維芽細胞を増やしたり、再生因子を活性化したものを再びお肌に戻すことで、衰えた肌機能の根本治療を目指します。ご自身の皮膚片や血液を用いるため、アレルギーがおこりにくいのも特徴です。
上記以外にも、同様の再生医療治療を行っております。詳しくはお気軽にご相談ください。
真皮線維芽細胞療法
(しんぴせんいがさいぼう)真皮線維芽細胞療法は再生医療の分野となるため、厚生労働省における「再生医療等の安全性の確保等に関する法律」に基づき、当院では下記番号を取得しております。
厚生労働省 再生医療等提供計画番号
PB5220018
受理年月日 2022-06-14
機能を回復させるお肌の根本治療
真皮線維芽細胞は肌細胞とも呼ばれ、コラーゲンやヒアルロン酸・エラスチンといったお肌の三大要素を作ります。
加齢により減少していくため、シワやたるみの原因となります。若いお肌にハリがあるのは、線維芽細胞が豊富にあるからです。
しかし、20歳を超える頃から細胞はどんどん減っていき、50代では3分の1ほどにまで減少してしまいます。
そこで、真皮線維芽細胞を補充することで、肌機能を取り戻し、さらにそこから衰えるスピードをゆるやかにさせます。また、損傷した組織の再生にも期待が持てます。
こんな方に
お肌の様々な部位のエイジングケアが可能です。
施術の流れ
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step1
患者様の耳の裏から米粒サイズぐらいの皮膚片を採取します。
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step2
厚生労働省認可の専門機関に運ばれ、皮膚片から幹細胞を抽出します。
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step3
培養して増殖・活性化させます。
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step4
増殖・活性化した細胞をお肌に移植します。(2〜3回)
線維芽細胞は長期凍結保存が可能
ご希望の方は、線維芽細胞を-196℃で凍結保存が可能です。30代の時の細胞を40代後半になってから移植、というように、数年後から十数年後に再びお肌に移植することもできます。
肌再生リアルタイムモニター
[真皮線維芽細胞療法]
当院のホームページで治療経過をご紹介させていただくモニター様を募集しております。
- 1回移植または2回移植をお選びいただけます。(2回連続移植を推奨しています)
- 当院で血液検査をする場合は別途11,000円がかかります。
- 細胞保管をする場合は別途細胞保管料金がかかります。
- 症例写真(目隠し)のご協力をお願いしております。
- 症例写真は院内資料やブログやSNSに掲載することがあります。
ACRS療法
(自己血サイトカインリッチ血清)ACRS(自己血サイトカインリッチ血清)療法は、患者様の血液から炎症を抑える物質と成長因子を高濃度に含んだ血清を作製して、再び患者様ご自身に投与する治療法です。
成長因子成分が豊富で、お肌の治療の他にも、関節治療や薄毛治療・歯肉炎など様々な医療分野で活用されている新しい治療法です。
抗炎症性サイトカインが高濃度
炎症にバランスが傾いている状態で成長因子を投与しても効果は期待できないため、ACRS(自己血サイトカインリッチ血清)療法では、抗炎症性サイトカインと成長因子を通常の自己血に比べて5倍〜15倍にまで活性化させて投与します。
炎症を緩和すると同時に、活性化された成長因子の働きで、細胞の再生や組織の活性化を促進させることを目的とした治療法です。
こんな方に
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Case 01化膿したニキビを改善
【ダーマペン4+ACRS】治療 自己血から採取したACRSをダーマペン4でお肌に注入。ACRS療法を1回施術。 リスク
副作用注入部分に皮下出血や腫れ・痛みなどが生じる事がありますが、数日でおさまります。また、治療効果には個人差があります。 費用 ダーマペン4+ACRS 2回
165,000円 -
Case 02しわ・肌のハリとニキビ跡を改善【水光注射+ACRS】
治療 自己血から採取したACRSを水光注射でお肌に注入。ACRS療法を1回施術。 リスク
副作用注入部分に皮下出血や腫れ・痛みなどが生じる事がありますが、数日でおさまります。また、治療効果には個人差があります。 費用 水光注射+ACRS 2回
198,000円
施術の流れ
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step1
患者様より採血をさせていただきます。
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step2
専用容器に移し、3時間程度温めることで成長因子やサイトカインを放出させます。
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step3
余分な細胞片を取り除いて、血清が出来上がります。
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step4
ダーマペンまたは水光注射を使ってお肌に注入します。
新・水光注射『Bella Vita(ベラ・ヴィータ)』
従来の5針から改良され、9針になり、吸引しながらお肌に有効成分を効率良く届けます。また、少ないショットで広範囲に注入できるので痛みもより少なくなりました。
ACRSは混ぜ物が全くなし!
ご自身の血液のみで製剤を作成し、しこりの元となる余分な添加物は一切含まれておりません。
薄毛治療・毛髪再生にも!
ACRSは、頭皮に注入することで薄毛治療の効果にも期待が持てます。(男女問わず可)
PFC-FD療法
(多血小板血漿-フリーズドライ)血液細胞の一種である血小板から成長因子のみを抽出し、濃縮して凍結乾燥させて高濃度化したものをお肌に注入する治療法です。
PFC-FDにはPRP(多血小板血漿)の約2倍の成長因子が含まれています。成長因子の働きにより、衰えたお肌の細胞を活性化させることを目的とした、新しい肌再生治療です。
こんな方に
施術の流れ
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step1
患者様より採血をさせていただきます。
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step2
厚生労働省認可の専門機関に運ばれ、血液を分離してPRPを活性化させます。
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step3
成長因子のみを抽出して凍結乾燥(フリーズドライ)を経て、PFC-FDを作製します。
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step4
3週間後、PFC-FDを患者様のお肌に投与します。
PFC-FDは6ヶ月の保存が可能
PRPは採血当日しか持ちませんが、PFC-FDは凍結乾燥加工により6ヶ月間の保存が可能です。
【リスク・副作用など】
- 副作用はほとんどありませんが、ごく稀に吐き気やめまいなど、通常の採血と同様の症状が生じる場合があります(個人差があります)
- 採血部位に一時的に痛みや皮下出血・腫れを伴うことがあります
- 採血を行ったにもかかわらず、血液から作製したPFC-FDが規格を満たさない場合など、治療ができない場合があります
【注意点】
- 麻酔薬や抗生物質に対するアレルギーを起こしたことのある方
- 感染症にかかっている方
- がんの既往歴のある方、治療中の方
- その他、医師が不適切と判断した方