ピル処方・避妊

ピル処方・避妊
（緊急避妊薬・ミレーナ）

ピルは、避妊を目的として服用するものだと認識されている方が多いのではないでしょうか？しかし、ピルにはその他にも様々な効果があることが分かっています。また、当院ではピルのように服薬することなく避妊できるミレーナも取り扱っております。ピルやミレーナなどを上手に正しく活用していただくことで、望まれない妊娠がないようにすることも重要だと考えます。

• 緊急避妊ピルの対応について
• 低用量ピルについて
• 服薬しない避妊方法ミレーナに
  ついて

緊急避妊ピル(モーニングアフターピル)は、避妊をしないでセックスしてしまった、コンドームが破けた、レイプを受けたなど、避妊に失敗した際に妊娠を防止するという目的で服用するピルです。ホルモン剤により受精卵の着床を防ぐことができます。最も一般的な方法が、緊急避妊ピルと呼ばれるもので、黄体ホルモン（レボノルゲストレル）を成分とした薬剤です。避妊に失敗してから72時間以内の服用が有効で、服用するのが遅くなればなるほど避妊できる確率が低くなってしまいます。まずは、一人で悩まずにお気軽に受診してください。

ピルは毎日服薬するホルモン剤で、女性ホルモンのバランスをとることができます。避妊はもちろん、他にも下記のような様々なメリットがあります。ピルはやめたいときにやめられることも大きな特徴ですので、避妊だけでなく目的に合わせてうまくピルを活用してみてください。

子宮内に挿入することで、持続的に（5年間）薬剤を徐放することができるシステムです。子宮内膜に作用し内膜の増殖を抑える働きがあり、受精卵の着床を防ぐことで避妊に対する効果が期待できます（自費）。他には、過多月経や子宮内膜症にも効果があるともいわれています（保険適応）。禁煙できない方など、ピルを服用できない方に適した方法です。

• ミレーナの効果
• 過多月経・月経困難症
  （生理痛がつらい方へ）
• ミレーナの
  メリットデメリット
• ミレーナよくあるご質問
• 高尾Drミレーナ
  体験レポート

ミレーナをご存知の方は、ミレーナ＝避妊というイメージがあるかと思います。しかし、最近では過多月経や月経困難症（生理痛）に対する効果が注目されています。また、2014年には、過多月経に対するミレーナ治療が保険適応となりました。「生理痛がつらくて、どんな治療をしたらいいのか分からない･･･」という方は一度ご相談ください。

: 挿入後、不正出血しますか？

: 不正出血があり、出血が続く日数は個人差があります。数日でとまる方やしばらく続く方もおられます。

: 装着感や違和感はありますか？

: 違和感はありません。挿入当日は、タンポンがずれた程度の違和感を感じることがありますが、数日経つころには気にならなくなります。

: MRIを撮影する際に問題はない？

: はい、問題なく撮影することができます。

: 生理痛に悩んでいます。効果はありますか？

: ミレーナの挿入後、月経量が減少します。それに伴い、生理痛も軽減される方がおられます。生理痛にお悩みの方は一度当院までご相談ください。

当院の高尾医師はミレーナ経験者です。お悩みや気になることがあれば、お気軽にご相談ください。

装着感や痛みについて

装着感は全くなく、挿入時の痛みもありませんでした。（２回経産婦で産後１年半で挿入）また、吐き気や胃もたれなどもなく、おりものも特に変化なし。

月経周期に伴う
メンタル面での変化

もともと月経周期に伴って苛立つことなどがなかったため、個人的には変化が不明。しかし、個人的には月経がほとんどなくなり、とにかく快適です。

月経痛について

基本的に月経がほとんどないのですが、月経量の減少にともなってか、痛みも軽減されているような気がしました。月経量の減少は本当に快適でした。