2023.10.26
シルガードってなぁに?
いつも神道レディースクリニックにご来院&blogのご閲覧ありがとうございます🏥
今年(2023年)の4月よりシルガード9(子宮頸がんワクチン)が公費で無料となりました!!
今までのガーダシルとどう違うのか?お問い合わせを日々たくさん頂きますので、
こちらに記載させていただきたいと思います☺
従来の公費で無料だったガーダシル(4価)は子宮頸がんの原因となるヒトパピローマウイルス(HPV)16型・18型に加え、尖圭コンジローマの原因となるHPV6型・11型をも予防する効果があります。
今年の4月から無料になった9価のシルガードはHPV6、11、16、18、31、33、45、52、58の9種類に効果があります。(型の数字を覚える必要はありません)ハイリスクの型が15種類ありますが、そのなかの9種類に対応しております💉
ですが9種類も対応していたら副作用もきついんじゃないですか?とのお問い合わせも頂きますが
結論から言うと、両者で大きな差はありません。発熱と消化器症状がほんの少しだけシルガード9で多いくらいになります。
一時期話題になった、慢性疼痛や多様な症状は本ワクチンとの因果関係はほとんどないと考えられています。
ガーダシルが子宮頸がんの予防効果が60-70%であるのに対してシルガード9は90%以上の予防効果をもつことが期待できます✨
ガーダシルの1回目を打ってからシルガード9に変更も可能かお問い合わせを頂きます。
ガーダシルで残りの接種を完了させることは可能でございますが、シルガード9に切り替える(交互接種)ことも認められています。
上記グラフは当院での子宮頸がんワクチンの推移になります。4月以降はほとんどの方がシルガード9に変わっています。
当院ではシルガード9での接種をおすすめしておりますが、ガーダシルでの接種を希望される方は、予約の際にお申し出くださいませ。当院ではご希望に沿ったご対応をさせていただきます。
子宮頸がんワクチンはご予約制になりますので、ご予約お待ちしております。
こちらからも簡単にご予約が可能でございます。