2023.11.16
AYA世代は子宮頸がんが多いです
いつも神道レディースクリニックにご来院、またblogの閲覧誠に有難うございます🏥
スタッフTでございます。
本日は、AYA世代のお話を致します。
AYA(アヤと読みます)世代とは、Adolescent&Young Adult(思春期・若年成人)のことをいい、15歳から39歳の患者さんのことになります。小児に好発するがんと成人に好発するがんがともに発症する可能性がある年代であり、肉腫など、AYA世代に多い特徴的ながんも存在しています。
先日、発表された国立がん研究センターの結果を見て愕然としました。。😨
15~19歳で発症することが多いがんは、小児期と同じように、白血病、生殖細胞から発生する胚細胞腫瘍・性腺腫瘍、リンパ腫、脳腫瘍、骨腫瘍などです。しかし、20~29歳では、胚細胞腫瘍・性腺腫瘍、甲状腺がんが白血病よりも多く、30~39歳では、女性特有の子宮頸がんや乳がん、大腸がん、胃がんなど成人に多いがんが多くなります。
子宮頸がんとは、子宮頸部にできるがんのことです。大部分の子宮頸がんは、CIN(子宮頸部上皮内腫瘍)やAIS(上皮内腺がん)という、がんになる前の状態を経てからがんになります。
がんになる前の状態であるCINやAISの時期には症状がなく、おりものの異常や出血、痛みもありません。
静かに静かに進行していきます。
ワクチンを打てば予防効果があると言われている子宮頸がん。
子宮頸がんになっても死にはしないんでしょ?と患者様に聞かれたことがありますが、残念ながら亡くなる方もいらっしゃいます。
AYA世代は特にライフステージに関わってくることが多いです。
ワクチンを接種していれば防ぐことが出来たかもしれないのにと、後で後悔はしていただきたくありません。
どうか感染する前に子宮頸がん予防ワクチン(シルガード9)の接種をご検討くださいませ。🙇♀️
こちらから簡単にご予約が可能です。
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子宮頸がんワクチンについてのblog記事⏬
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