2023.10.31
パートナーにカリフラワー?
いつも神道レディースクリニックにご来院、またblogのご閲覧誠にありがとうございます🏥
スタッフTでございます☺
お電話でのお問い合わせで「パートナーの陰部にカリフラワーみたいなものが出来ている。パートナーは心配いらないと言ったが自分は大丈夫か診てほしい。」
「現在妊娠中だがコンジローマと言われた」
など多くのお問い合わせを頂きます。
このカリフラワーのようなできものは、コンジローマであることが非常に多いです💦
尖圭コンジローマはHPV(ヒトパピローマウイルス)に感染することで発症します。
HPVが、性行為やそれに近いスキンシップによって性器の皮膚や粘膜に感染することで起こります。
小さな傷口などからHPVが侵入し、繁殖することで発症します。
ごく稀に、出産時に母親から子供へ感染するようなケースもあり、その際には赤ちゃんの喉にイボが発症することがあります。
主な症状は、手足に出現するイボとは違い、粒状の表面をもつ1つまたは複数の乳頭状やカリフラワー状のようなイボが性器や肛門周辺に起こります。
尖圭コンジローマは放っておくとイボは大きくなったり、数も増えていきます。
パートナーへの感染するリスクや、悪化すれば不妊症の原因になる可能性もあります。
痛みやかゆみといった症状がないので、とても気付きにくいのですが、少しでもイボ症状など異変を感じた場合には病院で受診するようにしましょう。
尖圭コンジローマは唯一ワクチンにて予防のできる性感染症です!! 子宮頸がんワクチン(HPVワクチン・シルガード9)接種にて尖圭コンジローマの発症が予防できます。
世界的には男性へのHPVワクチン接種も一般的ですが、日本では2020年12月にようやく男性に対してHPVワクチンが接種可能となりました。※男性の場合は自費になります。今年(2023年)9月には東京都で男性のワクチン接種費用の補助を検討することを明らかにしています。是非、男性も公費で無料になって欲しいですね。
ウイルスに感染すると治療後に再発も考えられますので、感染する前に予防として子宮頸がんワクチンを接種しましょう。
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